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なんで3Dプリンターで船を印刷してるの?【3DBenchy(3Dベンチマーク)】

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3Dプリンター印刷された物を見ていると、何故かみんな船を作っているのに気が付くと思います!もちろん私も「なんでみんな船を作っているの?」って思っておりました。
ちゃんプリンターを使うようになってからその理由が分かりました。

目次

船の3Dデータのダウンロードと印刷について

船の3Dデータをダウンロードする方法

下記URLから「Thingiverse」のホームページにアクセスします

ホームページの右上にあるアイコン「Download All Files」をクリックします

5秒ほど待つとダウンロードが開始されます

「763622__3DBenchy_-_The_jolly_3D_printing_torture-test_by_CreativeTools_se.zip」を保存します (※今回はデスクトップに保存)

ダウンロードしたzipファイルを解凍して開きます

中にある「files」というフォルダを開きます

ベンチマークに必要なのは、下記2点のファイルです

PDFデータの方は実際に印刷してから、形状や寸法の確認用に使います!

ダウンロードした3Dデータをスライサーソフトで開いて印刷

「3DBenchy.stl」のファイルを『Ultimaker Cura』のソフトで開きます

新田設計

まだ『Ultimaker Cura』のソフトを持っていない方は、下記の記事を参考にダウンロードしてみてください!
無料ソフトです

スライスします。
(※私のプリンターの印刷設定では、1時間21分かかるようです)

新田設計

私の印刷設定も過去記事にありますので、もし良かったら参考に見てみてください。
※持っている3Dプリンターによって設定が違うかと思います

実際に船を印刷した写真がコチラ!
(※Twitterでもアップした写真です)

黒色の方は何故か印刷が途中で止まってしまったので、再度ゴールドフィラメントで印刷しました!

船の3Dデータの寸法測定について

実際に3Dプリンターで印刷した船の寸法確認

ここから先ほどダウンロードしたPDFデータを使って、形状と寸法を確認していきます!

■PDFの3ページ目・・・形状確認
■PDFの4ページ目・・・寸法確認

ですが、今回は4ページ目の寸法を確認していきます!!

123.00mm』に対して「22.94mm

27.00mm』に対して「6.99mm
3φ3.00mm』に対して「φ2.61mm
411.00mm』に対して「測定不能」(※デジタルノギス入らず)

新田設計

すみません。片手でノギスを使いながら測定写真を撮るのが大変なので、ここからは測定結果だけ書きます。

560.00mm』に対して「59.42mm

631.00mm』に対して「31.01mm

715.50mm』に対して「15.60mm
848.00mm』に対して「48.15mm

97.00mm』に対して「6.93mm
108.00mm』に対して「7.88mm
119.00mm』に対して「9.11mm
1210.81mm』に対して「10.67mm
1312.00mm』に対して「11.96mm

140.30mm』に対して「0.23mm
15φ4.00mm』に対して「φ3.67mm

169.50mm』に対して「9.24mm
1710.50mm』に対して「10.34mm

180.30mm』に対して「0.35mm
19φ9.00mm』に対して「φ8.87mm
20φ12.00mm』に対して「φ12.08mm

2140°』に対して「40.9°」(※Fusion360で画像測定)

228.5°』に対して「6.8°」(※Fusion360で画像測定)

230.10mm』に対して「0.18mm

寸法値と実測値の比較(※全23箇所)

終わりに

今回は3Dプリンターでみんなが作っている船データを、実際に印刷して寸法を測定してみました!
このデータで3Dプリンターの精度や傾向が分かってきますので、是非これを読んでいる皆様も印刷してみてください!
今回は4ページ目の寸法確認のみを行いましたが、3ページ目の形状確認も非常に参考になるため、もし機会があればそちらの方の記事を書いてみようと思います!
今後とも新田設計のホームページをよろしくお願いします。

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