PrusaSlicerでEnder-3 S1の3Dプリンターを設定する方法について記事を書いていきます。今までスライサーソフトはUltimaker Curaをずっと使っていました。今回AmazonのタイムセールでEnder-3 S1を買ったためこの機会にスライサーソフトを変更してみようと思います。
何故かEnder-3 S1は、Ultimaker CuraよりもPrusaSlicerを使った方が精度が上がるという投稿や動画をよく見ます。
理由がよく分からないのですが、以前からPrusaSlicerも使ってみたかったので今回ダウンロードしてみます。
しかしここで問題が、PrusaSlicerの初期設定をEnder-3 S1で行っている記事が全然ありません💦
というかそれ以前に、PrusaSlicerのダウンロードページがどこかも分かりづらかったです💦
優しく書いてある記事が全然なかったので、今回ダウンロードした手順をホームページに残しておきます!
PrusaSlicerでEnder-3 S1の3Dプリンターを設定
PrusaSlicerのダウンロードとインストール方法
まずPrusaSlicerの公式ダウンロードページにアクセスします
「Download for Windows」をクリックします
(※MacやLinuxをお使いの方は、下のタブから切り替えます)
ダウンローダーが起動するまで5秒ほど待ちます
好きな場所へ保存します(今回はデスクトップに保存しました)
ダウンロードした「PrusaSlicer_Win_standalone_2.5.0.exe」をダブルクリックします
インストールが開始されます
「Next」をクリックします
自分専用のパソコンにインストールする場合「Everybody(all users)」で良いかと思います
(※複数人でパソコンを共有している方は適宜変更してください)
インストール先を変更しない場合はそのまま「Next」をクリックします
今回はEnder-3 S1で使用するため特にドライバーは必要ないので、そのまま「Next」をクリックします
「Install」をクリックします
インストールが完了したら「Finish」をクリックします
ダウンロードしたファイルの方は、削除してしまってもOKです
PrusaSlicerの初期設定
PrusaSlicer 2.5.0を起動します
すると「構成ウィザード」のウィンドウが立ち上がります
「他のベンダー」から「Creality」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします
「Creality Ender-3 S1」から「0.4mm ノズル」にチェックを入れて、「次へ」をクリックします
特にカスタムプロファイル名を設定しないので、そのまま「次へ」をクリックします
私の場合は、0.4mmのPLA材料しか今のところ使う予定がないため、下図のように設定しました
自動アップデートをしたい方はそのまま「次へ」クリックします
嫌な方はチェックを外しておきます
ディスクからリロードの意味がよく分かりませんが、そのまま「次へ」をクリックします
ファイルの関連付けはお好みで
(※普段から別のスライサーソフトがメインの方は、チェックを外しておいて良いかと思います)
私はガッツリ設定をいじりたいタイプなので、「エキスパートモード」に変更しました!
設定が決まったら右下の「終了」をクリックします
無事初期画面まで来れました!
PrusaSlicerをEnder-3 S1仕様に設定変更する
下図3箇所の設定をEnder-3 S1仕様に変更します
プリンターを「Creality Ender-3 S1 (0.4mm nozzle)」に変更します
フィラメントを「Creality PLA」に変更します
プリント設定を「0.2mm NORMAL (0.4mm nozzle)」に変更します
無事設定が変更されました!
PrusaSlicerでSTLデータを開いてみる
「ファイル」⇒「インポート」⇒「STL/3MF/STEP/OBJ/AMFのインポート」をクリック
これを見て思ったことが「PrusaSlicer」ってSTEPデータがそのまま開けるんですね!
わざわざSTEPデータを3DCADで、STLデータに変換しなくて良いので助かります!
とりあえず船のベンチマークのSTLデータを開いてみます
船のベンチマークの3Dデータを持っていない方は、下記の記事を見てみてください
無事STLデータが開かれました!
右下のスライス実行をクリックします
スライスのプレビュー画面が見れます
Ultimaker Curaと同様に積層のプレビューも確認出来ます
■イメージ動画
PrusaSlicerをダウンロードしてみた感想
初めてPrusaSlicerを使ってみましたが、まず初めに驚いたのがソフトの起動の早さです!Curaはバージョンアップするごとに起動が遅くなっていくので、そこがちょっと微妙だったのですが、PrusaSlicerはだいぶ早く立ち上がります。
その他にもSTEPファイルが直接読み込める事が、設定画面が見やすいことなど色々が良い箇所があります。
これで本当にEnder-3 S1の精度がCuraより上がるのであれば、今後PrusaSlicerをメインに使っていくかもしれません!
今後の3Dプリンター関係はTwitterでアップしていきますので、気になる方はTwitterのフォローしていただけると凄く嬉しいです!!
それではまた何かあれば記事も書いていきます!