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機械設計でよく使われている3DCADの一覧まとめ

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今回は機械設計でよく使われている3DCADについて一覧表にまとめました。最近機械設計をこれから始めたいと思っている方から、どの業界がどのようなCADを使用しているのかなど聞かれることが多くなってきたため、今回一覧にまとめことにしました。
特に若手の方々からは転職や今後のスキルアップの観点から、日本国内の主要3DCADを使用率の内訳も知りたいと言われるため合わせて書いておきます。

また機械設計経験者からも職務経歴書やスキルシートの書き方について、どのように書いたらよいのかを聞かれることも多くなってきたので、書き方についても少しだけ解説していきます。

目次

機械設計で使用される3DCADの一覧表

主要3DCADの特徴と採用メーカー・業界一覧

機械設計で使われる3D CADは、その価格帯や扱えるデータ規模によって「ハイエンド」「ミッドレンジ」「特定用途特化型」に分類されます。それぞれの得意分野と、実際に導入している有名な大手メーカーの傾向は以下の通りです。

CAD名 (開発元) 主な用途・特徴 代表的な採用メーカー・業界
CATIA
(ダッソー・システムズ)
自動車や航空宇宙業界のデファクトスタンダード。数万点に及ぶ超大規模アセンブリの管理や、極めて高度な曲面(面品質)設計に圧倒的な強みを持つハイエンドCAD。 トヨタ、ホンダ、日産、SUBARU、三菱重工業、川崎重工業、アイシン など
NX
(シーメンス)
CATIAと双璧をなすハイエンドCAD。金型設計や複雑な生産技術(生技)部門、制御系との連携に強い。旧UnigraphicsとI-DEASが統合されて生まれた歴史を持つ。 日産、スズキ、マツダ、三菱自動車、デンソー、パナソニック、キヤノン、三菱電機 など
Creo Parametric
(PTC)
寸法や数値を変更して形状を制御する「パラメトリック設計」の元祖(旧Pro/ENGINEER)。精密機器や家電製品の内部メカ設計、量産品設計で根強いシェアを誇る。 ホンダ(二輪部門)、いすゞ、日野自動車、ソニー、ニコン、リコー、エプソン、コマツ など
SOLIDWORKS
(ダッソー・システムズ)
国内・世界ともにミッドレンジ3D CADとして圧倒的No.1のシェア(国内約50%)。汎用性が極めて高く、中小企業から大手サプライヤーまで幅広く導入されている。 全国の部品サプライヤー、自動化省力化機械メーカー、医療機器メーカー、試作開発企業など広範囲
iCAD SX
(富士通 / iCAD)
日本の「産業機械・FA装置設計」に特化した国産3D CAD。数百万点の部品が並ぶ大規模な自動化ラインでも、超高速・軽量に動作する独自の超軽量3Dエンジンが特徴。 大手のFA装置メーカー、半導体製造装置メーカー、各社生産技術部門 など
Inventor
(オートデスク)
2D CADの標準である「AutoCAD」と同じAutodesk社製。2D図面資産を活かした3D化を行う中堅〜大手の機械・産業装置メーカーやプラント関連で多用される。 工作機械メーカー、プラントエンジニアリング企業、産業用ロボット周辺機器メーカー など
Autodesk Fusion
(オートデスク)
クラウドベースの3D CAD/CAM/CAE統合ツール。モデリングだけでなく、強度解析や3Dプリンター、CNC加工データ作成までワンストップで行えるため、近年急速に普及中。 ベンチャー企業、製品デザイナー、各社試作開発部門、3Dプリント関連企業 など

主要3D CADの国内シェア・使用率の目安

日本の製造業・機械設計における主要3D CADの国内シェア(普及・使用率の目安)は以下の通りです。製品の規模や業界によって選ばれるCADが大きく異なるため、市場全体のボリュームゾーンを知る目安としてご活用ください。

CAD名 国内シェア・使用率の目安 市場における位置づけ・傾向
SOLIDWORKS 約 40% ~ 50% 国内・世界ともにミッドレンジ3D CADとして圧倒的なシェアを誇る単独トップ。中小企業から大手のサプライヤーまで最も普及しています。
CATIA 約 15% ~ 20% 自動車(完成車メーカー)や航空宇宙業界におけるトップシェア。Tier1をはじめとするハイエンドな設計現場に集中しています。
iCAD SX 約 10% ~ 15% 国内の「FA・自動化装置・産業機械」の設計現場において近年シェアを急拡大している、非常に勢いのある国産3D CADです。
NX 約 10% ~ 15% 日産グループやスズキなどを筆頭に、大手自動車メーカーや総合電機メーカー、金型設計・生産技術部門を中心に高いシェアを持ちます。
Creo Parametric 約 10% ~ 15% 旧Pro/E時代からの強固な顧客基盤があり、精密機器や総合家電メーカー、重工業メーカーなどの量産設計で根強く使われています。
Autodesk Inventor
Autodesk Fusion
それぞれ 約 5% ~ 10% AutoCADユーザーの3D移行(Inventor)や、スタートアップ・製品デザイン・試作開発(Fusion)など、目的別の導入が進んでいます。

※上記のパーセンテージは、国内の機械設計・製造業における出荷社数・稼働数および求人市場の動向を総合した、大まかな市場構成比のイメージです(各ソフトの導入企業には重複があるため、単純合計が100%にはなりません)。

上記の内訳はあくまで目安なので、使用率の参考程度だと思っておいてください

旧名CADと最新3DCADの書き方(スキルシート・履歴書ノウハウ)

3D CADは時代の変化とともにブランド統合や名称変更が行われてきました。スキルシートや履歴書に記載する際は、「現在の正式名称(旧名称)」をセットで明記することが重要なポイントです。これにより、最新環境への対応力だけでなく、過去の図面資産のハンドリング能力も的確にアピールできます。

現在の最新名称(正式表記) 旧名称・旧バージョン スキルシートでのおすすめ記載例
NX Unigraphics (UG) / I-DEAS NX(旧Unigraphics、I-DEAS)
Creo Parametric Pro/ENGINEER (Pro/E) Creo Parametric(旧Pro/ENGINEER)
Creo Elements/Direct CoCreate Modeling / OneSpace Creo Elements/Direct(旧CoCreate)
Autodesk Inventor Mechanical Desktop Autodesk Inventor(旧Mechanical Desktop)

【ワンポイントアドバイス】
長年製造業に携わっているベテランの設計担当者や取引先の決裁者ほど、「Pro/E(プロイー)」や「UG(ユージー)」といった旧称に馴染みがあります。これらを併記しておくことで、「古いデータのインポートや流用設計、3D移行プロジェクトにも柔軟に対応できる即戦力」として、書類選考や技術提案時の評価が格段に高まります。

これから3DCADを勉強したい新入社員に向けて

よくこれから機械設計業界にいこうと思ってます!
自宅で3DCADの勉強をしたいのですが、オススメの3DCADは何ですか?
と聞かれるので最後にここに書いておきます。

新田設計

Autodesk Fusion」か「SolidWorks for Maker」の二択です!

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ただし今後機械設計の道に本気で進むなら、無料のFusionより少しだけお金がかかりますが「SolidWorks for Maker」が断然オススメです!

For Beginners

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▼まずはここからスタート!具体的な導入・インストール手順は下記より各特設記事をご覧ください▼

その他にもFusionやSolidWorksの記事を色々書いてあるので、ぜひ新田設計のホームページを見てください!

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