機械設計で長穴を図面で指示する方法が1つ追加されているという情報が入りました。今までのJISでは3つから書き方を選択していたのですが、どうやら最近4つ目が追加されているとの情報が入ったのでJISを確認してきました。
私は2DCAD時代から図面を書いているので、長穴の図示方法は「JIS B 0001」に記載されていることは知っていましたが、まさかそこに新しい書き方が追加されているとは気が付かなかったです。
新田設計いや~これを見つけるまでにかなり時間がかかりました💦
なんせ今年買った製図便覧や教科書にも記載がなかったので、、、
今回初めてJIS検索を登録して、やっと見つかりました!


ということで追加された長穴指示を確認するために、せっかくなので今回はJIS検索の登録方法について記事を書いておきます。
JIS公式ページの登録方法とJIS検索について
JIS公式ページの登録方法
JIS検索のページにアクセスします
JIS検索のページが開きます


検索したいJISの規格番号を入力します(※今回の場合は「B0001」と入力)


検索結果の規格番号をクリックします


閲覧したい種別をクリックします(今回はPDFを選択します)





昔はこれでJISページが開かれたのですが、今では登録が必要になったようです。なのでこのままJIS登録も行います。
ログイン画面が出てくるので、[新規の利用者登録]をクリックします


利用規約が出てくるので最後まで読んで、問題なければ同意するをクリックします


利用者情報入力画面に情報を入力して確認をクリックします
(※会社でも個人でも登録が可能でした)


登録が完了すると入力したメールアドレスに、ユーザーIDと仮のパスワードが送られてきます


送られてきたユーザーIDとパスワードの入力してログインします


パスワード変更画面が出てくるので、新しいパスワードを設定します


パスワード変更が完了したら新しく設定したパスワードでログインします


ログインが完了したらPDFファイルが閲覧できるようになります


新しく追加された長穴の図示 [JIS B 0001]
今回追加された長穴について、2DCADで書いてみました。





長穴は他のねじ穴やザグリ穴と違って、図面を書くのが多少手間がかかる穴だったので、個人的にはこの追加は非常にありがたいです。
特にSolidWorksなどの3DCADで図面を書いている会社は、穴寸法を1コマンドで入れられるのでかなりの時間短縮になりそうですね!
いかがでしたか?今回は新しく追加された長穴の図示方法について記事を書いておきました。
これは3DCAD側に登録しておけば図面を書くのが更に楽になりそうです。
今までの書き方を変える場合は、仕入先の加工メーカー側にも伝えておく必要があるかと思いますが、今後この書き方で会社的に問題なければ時間短縮になりそうなので非常に助かります。
JISはドラフター(手書き)や2DCAD時代の名残りがルールに残っている箇所などもあるので、どんどん新しいツールに合わせて変わっていってもらえると嬉しいです。










